## マーシャルのサウンドバー、その実力は?
マーシャルと言えば、あの独特なヴィンテージデザインが魅力のブランドです。しかし、サウンドバー「Heston60」とサブウーファー「Heston sub 200」は、単なる「インテリア雑貨」なのでしょうか?それとも本格的なオーディオ性能を備えているのでしょうか?
今回は実際にセットアップし、デザイン、音質(サブウーファー有無での比較)、接続性、コストパフォーマンスの観点から徹底検証いたします。ご自宅のテレビやオーディオ環境をアップグレードしたい方は、ぜひ参考にしてください。

## 開封の印象:マーシャルらしさは健在
デザインと付属品
Heston60は、マーシャルの定番である金属グリル、木目調エンドキャップ、光沢のあるクロームノブを採用しています。全長約90cmで、55インチ以上の大型テレビの下に置くのに最適なサイズです。
主な付属品は以下の通りです:
- Heston60 サウンドバー本体
- リモコン(電池付属)
- 電源アダプター
- 光デジタルケーブル(Toslink)
- 壁掛け用ブラケット
- クイックスタートガイド
接続オプション
Heston60は、現代のホームエンターテイメント環境に対応した豊富な入力端子を備えています:
- HDMI eARC端子: 最新テレビとの最高品質な接続に最適です。
- 光デジタル入力(Toslink): 従来のテレビ接続用。
- Bluetooth 5.2: スマートフォンやタブレットからのワイヤレスストリーミングが可能。
サブウーファー「Heston sub 200」は、サウンドバーとワイヤレスで自動ペアリングされます。電源を入れるだけの簡単設定です。

## 音質テスト:サブウーファーの有無でここまで変わる
ドルビーアトモスコンテンツでの性能
Heston60はドルビーアトモスに対応しています。サブウーファーを追加した場合としなかった場合の違いを表にまとめました。
| コンテンツ種類 | サブウーファーあり (Heston sub 200) | サブウーファーなし (Heston60 単体) |
|---|---|---|
| アクション映画 | ✅ 爆発音などの低音が圧倒的<br>✅ 臨場感あふれるサラウンド感 | ⚠️ 低音不足で迫力に欠ける<br>⚠️ 一般的なサウンドバー並みの音質 |
| 音楽鑑賞 | ✅ ベースラインが明確でリズム感良好<br>✅ 音場が広がり豊かな響き | ⚠️ 中高音メインで平面的な印象<br>⚠️ マーシャル特有の暖かい音色は維持 |
| ゲーム | ✅ 銃声や足音など効果音がリアル<br>✅ 没入感が大幅に向上 | ⚠️ 効果音に重みや深みが不足<br>⚠️ ゲーム体験が物足りない可能性 |
| テレビ視聴(会話) | ✅ 会話音声が明瞭<br>✅ バックグラウンド音楽も自然 | ✅ 会話の明瞭度は十分<br>✅ 設置スペースを取らない |
おすすめ設定と使い方のコツ
- EQ調整: リモコンの「Bass(低音)」「Treble(高音)」ノブでお好みの音に調整可能。初期設定は暖かみのある音です。
- 最適な接続方法: テレビが対応していれば、音質と利便性でHDMI eARC接続が最も優れています。
- サブウーファーの配置: サブウーファーはテレビやソファの近くの床に設置してください。ワイヤレスなので配置の自由度が高いです。

## 総合評価:こんな方におすすめです
長所のまとめ
- 目を引くヴィンテージデザイン: インテリアとしての効果は抜群です。
- 簡単なワイヤレスサブウーファー接続: 面倒な配線なしで即使用可能。
- 十分な接続性: HDMI eARC、光デジタル、Bluetoothを網羅。
- サブウーファー追加で音質が劇的向上: 映画やゲームの没入感が格段にアップ。
短所と注意点
- 価格対音質(単体): Heston60単体では、音質のみで見ると価格が高く感じられるかもしれません。
- 音声ガイドが英語のみ: 電源のオン/オフ時に流れる音声案内が英語のみです。
- サイズ: 全長90cmとやや大きいため、小さなテレビやデスク用途には不向きな場合も。
おすすめしたい方
- デザインと音質の両方を求める方: マーシャルのデザインがお好きで、そこそこの音質も期待される方には最適です。
- 映画やゲームの没入感を重視する方: 本格的な体験には、Heston sub 200サブウーファーの併用が必須です。セットでご購入を強くおすすめします。
- シンプルな設定を好む方: ワイヤレス接続により、手間をかけずにホームシアター環境を構築できます。
結論: Heston60単体では「おしゃれなインテリア雑貨」の側面が強いですが、Heston sub 200サブウーファーと組み合わせることで、初めてその価値に見合ったオーディオシステムとなります。予算に余裕があれば、セットでの購入をおすすめします。
